サッカーのワールドカップ（Ｗ杯）ブラジル大会が迫る中、東海地方で暮らすブラジル人と日本人の交流イベント「名古屋ブラジルフェスタ」が７日、名古屋市中区の繁華街・栄で始まった。会場の久屋大通公園にサンバのリズムが響き、大勢の人でにぎわった。
市内のサンバチーム約４０人がパレードし、歌手で静岡県に住むブラジル人の夫と日本人の妻がボサノバを披露。ブラジルの料理や雑貨など約６０の店が並んだ。「Ｗ杯も近いので」と友人と来た愛知県豊川市の会社員、赤井奈都美さん（２２）は「こんなにたくさんブラジルの人がこの辺に住んでいると知って驚いた」。
フェスタは８日もあり、Ｊ２のＦＣ岐阜監督でブラジル出身のラモス瑠偉さんのバンド演奏などがある。（新井涼子）
