小保方さん、ボストンに戻ってきて…米教授
スタップ細胞の論文問題について、責任著者の一人である米ハーバード大のチャールズ・バカンティ教授が15日、京都市で開かれた気管支関連の国際会議で基調講演した。
参加者によると、教授は「STAP細胞はある」と強調したという。
講演のテーマは「再生医療と幹細胞」。参加者によると、バカンティ教授は、論文の画像が理化学研究所の調査委員会に不正と認定されたことについて、写真や図表を示しながら反論。「2か国の三つの研究機関にまたがる中で起きた単純な間違いで、悪意のあるものではなく、結論には影響しない」などと話したという。
また、一連の研究には、論文の筆頭著者である理研の小保方晴子ユニットリーダーと、自らの研究室に所属する小島宏司医師の貢献が大きかったとした。そのうえで、小保方氏に「(大学のある)ボストンに戻って来て」と呼びかけるスライドを示したという。
福島の工業高生開発、防災ロボ世界大会へ
小型センサーを使った機器の開発力を競う「国際ナノ・マイクロアプリケーションコンテスト」の国内予選で、郡山北工業高校(福島県郡山市)が出品した防災ロボットが1位となり、3年連続の世界大会出場を決めた。
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安価ながら防災や人命救助など幅広い機能を盛り込んだ点が高く評価された。
今回は防災・減災がテーマ。国内予選は東北大マイクロシステム融合研究開発センターなどの主催で、16日、大学6、高校4の計10チームが参加して仙台市で開催された。
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郡山北工業高校のチームはコンピュータ部の生徒4人。防災対策で一般的な警備会社との契約や個別の機器購入は「経済的負担が大きい」として、安価な機器の開発に取り組んだ。
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ロボットは、電気モーターで自走する自動車型の「プロロボ」(高さ40センチ、長さ50センチ、重さ7キロ・グラム)。地震を感知する加速度センサーや、がれきの下敷きになった人の体温などに反応する非接触温度センサーなどを搭載し、LEDライトやタブレット端末から送るメールなどで異変を知らせる。センサー類は主催者から提供され、車台をアルミ、ボディーは木板で作り、製作費を7万円に抑えた。
世界大会は7月19~21日、仙台市で行われる。昨年、スペイン・バルセロナで開かれた同大会で、同校は2位に輝いた。チーム代表の鈴木智弥さん(機械科3年)は「大会までに遠隔操作ができるように改良し、探査の幅を広げたい。発表は英語なので語学力にも磨きをかけ、昨年の先輩の成績を超えたい」と、初優勝に意欲を示した。
「手本となる人物」「反面教師」
先月来日したオバマ米大統領は、直前の読売新聞による書面インタビューで、キャロライン・ケネディ駐日大使をa role model for women in both our countriesと称賛しました。
「両国の女性たちにとって手本となる人物」という意味です。
role modelとは「(成功や実績などによって)模範になる人」のことです。 「彼女は子供たちにとって良いお手本だ」は、She provides a good role model for children.です。
模範的な人物とは逆に、悪い見本として反省の材料となる人を「反面教師」といいます。an example of what not to do; a bad example from which one can learnなどの説明的な訳が可能です。同僚の存在がストレスになっている人に対して「単なる反面教師と思えばいいよ」と言う場合は、Just think of him as an example of what not to do.です。
教師の同義語である「先生」は、教師の名前に付ける場合には、Mr.SuzukiやMs.Okadaのようにするのが普通です。「先生」は、医者や弁護士などの専門家を敬って言う場合にも使います。「先生、父の容体はどうですか?」と聞く場合には、How is my father, doctor? です。人名に付ける場合には、I had a headache,so I saw Dr. Yamada.「頭痛がするので山田先生に診てもらった」のように用います。
国会議員に対しても「先生」という語を用いますね。「宮田先生、この法案は今国会で成立するでしょうか」は、“Mr. Miyata, do you think this bill will pass the current Diet session?”です。(新美舞記者)
三国シェフ、羅臼昆布・うに大使に
北海道出身のフレンチシェフ三国清三さん(59)が、羅臼昆布・うに大使に就任する。6月8日に羅臼町で開催されるイベント「三国清三シェフin知床らうす」で就任式がある。シェフの力を借りて道東の食のブランド化を図るためだ。
イベントは、根室地方1市4町と道で作る北方領土隣接地域振興対策根室地域協議会の主催。三国シェフと同協議会などは昨年8月、根室地方の食材について協力してブランド化を図るとの覚書を締結しており、イベントはこの覚書に基づく第1弾となる。
式は羅臼町公民館で開かれ、三国シェフを羅臼産の昆布とうにをPRする大使に任命。三国シェフが「知床が育む食の魅力」と題した記念講演を行い、羅臼昆布を使った調理も実演する予定だ。根室地方の飲食店向けに料理指導も行う。
数値目標掲げた節電要請見送り…政府が正式決定
政府は16日、今夏の電力需給に関する関係閣僚による会議を開き、数値目標を掲げた節電要請は行わないことを正式決定した。
沖縄を除く全国で、7~9月に無理のない範囲での節電を求める。数値目標を設定しないのは2年連続となる。
東日本大震災後初めて、全国の原子力発電所が稼働していない「原発ゼロ」の夏を迎える。想定を上回る猛暑や、火力発電所のトラブルなどにより需給が逼迫ひっぱくした場合は、数値目標を掲げた節電要請を検討する。
茂木経済産業相は閣議後の記者会見で、「予断を許さない状況だ。特に中部、西日本は、節電・省エネルギー対策の協力をお願いする」と述べた。
原発停止の影響が大きい関西電力と九州電力管内では、供給力がピーク時の需要を上回る「供給余力」が、安定供給に最低限必要な3%にとどまり、綱渡りの状況となる。